ボヴェ和歌子 作陶展

- 五百RAKAN -

2001.10/15-20

 

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五百RAKAN によせて

仏教では仏の教えに近づこうと精神努力している

修行僧のことを羅漢さんと呼ぶそうです。

人はみな生まれ、そして死に向かって歩きつづける。

今この21世紀を生き歩んでいる人々もまた、一応に

羅漢さんなのでは、、、、

私なりのRakanさんへの思いと

二年間で五百体という数に自分自身を

追いやることで何かが見えてくるかもしれない。

そう思いながら作りつづけてきました。

私の前をそして中を行き交った数々の燈と人々、

目標に向かい精進努力している姿の中に

その果てにいつか得られるやすらぎ、

美しいほほえみ、やわらかい光、かすかな風、、、、

見えかくれする、、、、、

けんめいに生きている人の心が、 Rakanなのかもしれない。

2001.9.25

ボヴェ 和歌子